8 その他ビジネス系科目 1.
オーストラリアの大学、大学院のコース数は相当なものがあり、オーストラリアならではのユニークなコースも数多く存在します。一例ですがその中でもビジネスの関連しているものをいくつかご紹介します。今回は環境、ワインの各ビジネスについて簡単にご紹介します
環境ビジネス
オーストラリアは環境学、環境工学の先進国であり、こうしたコースとビジネス系を結びつけた環境ビジネスの大学、大学院もいくつかあり、質が高く融通性のあるプログラムを提供しています。別ページで紹介したMOTの考え方を応用したようなManagement of Environmentなどという形で、ビジネスと環境を融合させたプログラムでス。
もちろんビジネスとは関係のない、純粋な環境学、環境科学、環境工学といったものも多くの大学で学べます。
Management of Environment、Environmental Business (環境ビジネス)お勧め大学
シドニー工科大学
グリフィス大学
ワインビジネス
日本でもオーストラリアンワインは随分知られるようになりましたが、ヨーロッパではここ10年以上、オーストラリアンワインの人気は高まってきており、イギリスではワイン生産地別売り上げてはトップクラスになっています。オーストラリア各地の気候がぶどう生産に適しており、また広大で肥沃な土地があるということも理由ですが、古くからヨーロッパ系移民の多い国で、それぞれの国のワイン生産法をオーストラリアに持ち込み、それらが融合していった事も理由の一つです。シドニー、メルボルン、パース、アデレードの郊外ではそれぞれに地元ワインがあり、私たちの食事をより楽しいものにしてくれます。
ワイン業界は大きな業界でしかも世界が市場となりますから、ワイン生産国としてそれをビジネスと捕らえ、ワインマーケティングに特化したコースも存在します。しつこいようですが、実はこの考えもMOTの考え方と似ていて、ワイン生産国としては新興のオーストラリアが伝統的ワイン生産国相手の競争に勝ち抜く為に「良いものを作る」という考えから「売れるものを作る」(売れるものが良いもの)という考えのもと、その教育に力を入れてきたところから派生して、ワインビジネスのコースが誕生した経緯があります。
Wine Marketing、Wine Businessお勧め大学
エディスコーワン大学
サウスオーストラリア大学
William Angliss Institute of TAFE(専門学校、大学への編入も可)